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最初のPoserアップデート12.0.276(Win)

2020年11月07日 20:11

これから毎週のように来るというPOSERアップデート
最初のPoserアップデート12.0.276(Win)がダウンロード可能になりました。

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リリースノート
Poser 12.0.276-2020-11-06
・EZDomeによってトリガーされるシェーダーXMLの問題が修正されました(#675)
・ベクターのタイプ入力はメニューの選択はでなく、数字です(#598)
現在既知の問題(次の更新で修正の優先度が高い):
・Superflyレンダリングは、Cycles 2シェーダーの実装により、Poser11とは異なる場合があります。
・レイトレースプレビュー機能が一貫して機能しない

Poser 12.0.274-2020-11-05
・キューマネージャーのリモートレンダリングネットワーク通信の修正#672
・ネットワーク通信の詳細ログ用にキューマネージャー設定が追加されました

Poser 12.0.272-2020-11-05
・WxPythonの修正、poser.WxApp()がクラッシュしなくなりました。#665
・Cycles SurfacePoser11画像テクスチャがPoser12に正しい投影で読み込まれるようになりました。#633、#582
・EnvironmentMapノードは、デフォルトとして正距円筒図法を使用します。その値の反転が修正されました#618、#561
・マッピングノードに重複フィールドがなくなりました。#615
・SuperFlyレイトレースプレビューで被写界深度がオンになりません。#663、#607(編集)

//////////////あとがき/////////////////

現在のPOSEER12バージョン12.0.276は、アップグレードユーザーの皆様へは
$ 129.95(13500円)の金額を支払うのはけしてお勧めできるものではありませんでした。
実際、直前に公表されたSuperFlyぐらいが目新しいメインのアプデです。

たしかに早くはなっていますが$ 129.95(13500円)の金額にみあうかといえば??です。
それ以外に大きな違いはありませんので削られた部分が目立ってしまいます。
特に削られた機能で一番目立つのはフェイスルームでそれを私は使ってはいませんでしたが
使っている方(POSER純正のフィギュアメイン使用のユーザー)には痛いことではあるかもです
個人的には枯れた機能ではあったと思っていまして、
現在は外部モデラーやPOSERモーフブラシがあればフィギュア作成に関しては問題は無いのでOKなのですが。

そして、細かな仕様変更が多くなされています。
マテリアルなどLaFemeのEZskinで構成されたキャラクターSSSが(LaFemeデフォはOK)
うまくレンダリングできなかったりして戸惑う方が多いかもしれません。
マテリアルルームも強調していましたが、それほど高らかに歌うほどではありませんでした。
ランタイムからパレットへドラックドロップそしてマテリアルグループへドラックドロップで適応する。
一旦パレットで変更を確認できると言う事でしょうか?
私は今までも編集タブしか使いませんでしたので編集タブは変わっていなことで恩恵が受けられません。
そして、今までもドラックドロップで適応できたので見え方が違う?UI変更だけの様な気がするのはわたしだけ?
レンダリング結果に露光彩度を調整する機能、これも外部へもっていく手間が省ける程度。
Photoshopでやった方がはるかにいい結果になると思います。 

レイトレースプレビュー機能が一貫して機能しないのはつらいです。
これはCycles Surfaceのみで構成された物はレイトレースプレビューで真っ白にプレビューされます。
これはPOSEER11においてもそうですが
POSER11ではまだほとんどの物がFireFly用も用意されていたので気づかない方も多いと思います。
これからはCycles Surfaceだけで組む人や、Cycles Surface推奨品を使うこともあるでしょう、
それにおいてレイトレースプレビューで真っ白にプレビューされるのはいただけません。
現在最優先での修正項目に有りますが早くしてもらいたいですね。

アクティブなパラメーターのドットが見やすくなったのはGOODです。

しかし、私の強化してほしい機能は据え置きです。
クロスルームもヘアールームもアニメーション機能もBullet Physicsももっとちゃんとやってほしい。

特にBullet Physicsなどはタブ化してほしい!
作りこめばdForceより使い勝手のいいにシュミレーションが出来るのに
きちんとセットアップすれば、どのコンフォーム服も布化出来るのに
セットアップの幅もない、仕様も分かりづらい!
今のままだと どうセットアップすればいいのか分かりずらいので浸透しない。

モーフブラシも反応は上がったようですが、ブラシも機能もUIもそのままおまけ程度の機能、
これもタブ化してほしい!!
ZBrushとは言わないまでももう少しプラグインブラシを認めるとか、
ブラシ種類を増やすとか何とかしてほしい。

もっと根本的な3Dアプリケーションとしての機能を強化、追加して
さらに、さらに進化してもらいたいものです。

こんなこんなで来年のメジャーアップデートまで ゆる~く バグ取り、プチ改造がつづくのでしょう
ベンダーさんの購入は仕方がないとして、
オリジナル作成をされる方、レンダリングスピード命の方、
TESTしてみたい方、とにかくニューバージョンにしたい方など
お急ぎでない方は来年大型アップデートを待ってもいいのかもです。


もし互換性においてPOSER12で作成されたフィギュアやプロップがPOSER11で使えないなど
POSER11とPOOSER12間で不具合がありましたらご報告いたします。
そして、見付けた方はお知らせいただければ幸いです。

久々のニューバージョン、今まで必ず新機能が導入されてきましたが
今回新機能はお預けで改良に終始した感があります。
Smith MicroでPOSER11は2015年11月にリリースされました。
それから昨年まで4年間飼殺しで昨年春Bondwareへ譲渡
移ってから一年と半分で
BondwareアクティベーションへのPOSER11のシステム変更とバグ取り
Bondware製ニューバージョンのPOSER12の開発
と二本立てで来ましたので大変ではあったと思います

しかし、マイナーアップに感じられるのは私だけでしょうか?
今回私はBondwareへの期待が大きくPOSER歴の中でもちょっとがっかりでした。

がっかりはしたものの、これから色々制作においての互換性をチェックしていきます。

MNE