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Poser 12の新機能:アダプティブサンプリングの使用方法

2021年03月06日 05:52

毎度様です。
Cycles 2搭載のアダプティブサンプリングの設定について上がっていましたので
ちゃちゃっと書いておきます。

Poser 12の新機能:アダプティブサンプリングの使用方法

Poser 12の更新では、Cycles 2に更新することでSuperFlyレンダリングエンジンを改善しました。
この更新には、機械学習を使用してレンダリングを改善し、
レンダリング時間を短縮するためのアダプティブサンプリングによるパフォーマンスの改善が含まれています。

アダプティブサンプリングは、より多くのサンプリングが必要なレンダリング内の領域に焦点を合わせ、
必要のない領域を無視することにより、レンダリング時間を短縮するのに役立ちます。

アダプティブサンプリングとは何ですか?
SuperFlyレンダリング設定タブにあるアダプティブサンプリングは、
Superflyレンダリングエンジンを使用するときにレンダリングプロパティと品質を制御することにより、
CPUレンダリングとGPUレンダリングの両方に適用されます。

つまり、レンダリングエンジンのエネルギーを、最も多くの計算能力を必要とするレンダリングの部分に集中させます。
機械学習を使用することで、最も作業が必要な領域に焦点を当てることでレンダリング時間を短縮します。
アダプティブサンプリングをオンにして画像をレンダリングする場合、
Superflyは、追加のバウンスによって現在の領域のレンダリング品質にほとんどまたはまったく変化がないことを検出するまで、
指定した数のピクセルのグループで機能します。
次に、「bucket」と呼ばれる次のピクセルグループに移動します。
各領域のピクセル数は、[Render Settings]タブの[Bucket Size]要件によって決まります。
P11vP12_Comparison-boxes-2.jpg
アダプティブサンプリングの使用方法
SuperFly RenderSettingsタブでAdaptiveSampling Thresholdが設定されている場合、
Poserはバケット間の変更量を計算し、それに応じてレンダリングします。

automatic AdaptiveでSampling Thresholdは0です。
このしきい値は、レンダリング時間を最も短縮する「brute force」方式です。
ゼロ以外の設定は、ゼロ設定よりも少し時間がかかる場合がありますが、全体的な品質が向上します。

一般に、レンダリングプロセス中に取得されるサンプル数またはバウンス数を増やすと、レンダリングの品質が向上します。
ただし、設定を高くすると、レンダリングされた画像を完成させるのに必要な時間も長くなります。

アダプティブサンプリングを使用するレンダリング設定の例については、
[SuperFly]タブの[Load Preset]ボタンから次のプリセットのいずれかを選択します
(最低品質から最高品質のレンダリングまで一覧表示)。

• Low Adaptive or Low Adaptive (GPU):Threshold setを050に設定します(5%変更)。

•Medium Adaptive or Medium Adaptive (GPU): Threshold setを010に設定(1%変更)

•High Adaptive or High Adaptive (GPU):. Threshold setを005に設定(0.5%変更)

•Ultra Adaptive or Ultra Adaptive (GPU):Threshold setを.002に設定(0.2%変更)

デフォルト設定では、本来のシャープさではない領域や、
反射にアーティファクトやぼやけが見られる領域が表示される場合があります。
品質設定は、シーン内のオブジェクトとの間で光がどのように通過するかを制御するのに役立ちます。

アダプティブサンプリングではサンプルを追加することはできず、
削除することしかできないため、Pixel Samplesは必ず高く設定してください

Blendeユーザーには当たり前のセッティングでしょう。
Cycles 2初心者のPOSERユーザーには細かい解説はありがたいですね。
では、今回はこれにて、

MNE






Poser12.0.427アップデート

2021年03月04日 20:35

Poser12.0.427アップデートがきてました。
今回は;小さなバグフィックスにとどどまりました。
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インクリメンタルアップデート
Poser 12の最新のインクリメンタルアップデートは、https://www.posersoftware.com/downloadsで入手できます。
このインクリメンタルアップデートには、主に、背景画像のSuperFly GPU処理に関するバグ修正と、
Poserマニュアルのアップデートが含まれています。

このリリースには、次の改善点が含まれています。

•Mac:Bullet Physicsとダイナミッククロスのシミュレーション計算中に再描画されるようになりました。

•SuperFly:最大背景画像サイズの4095制限が削除され、SuperflyGPUの背景画像をフルサイズでレンダリングできるようになりました。
無限光を使用した時に、シーケンスされた画像に一貫して鏡面反射性がレンダリングされます。

•高解像度画像の4096制限ダイアログ警告を削除しました。

•HDRI背景画像の破損を修正しました。赤または黒をプレビューまたはレンダリングしなくなりまし

っと、小さなバグフィックスでした。
まあ、バグ取は必要ですが機能の進化が待ちどうしいですね。

MNE