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新EZ Dome 1.7ベータ試してみた。

2021年07月03日 08:40

Python3に対応したSnarlygribblyのスクリプト
*EZ Compile
*EZ Dome 1.6
*EZ Dome 1.7ベータ
*EZ Iccons
*EZ Skin 3.1
が出ました。
しかも、ありがたいオールフリーでございます。
Snarlygribbly氏に感謝です。

では、今回はシャドウキャッチャーを組みこんだEZ Dome1.7を使ってみました。
前にシャドウキャッチャーの弱点について書きました
ドームでシャドウキャッチャーを使うと背景まで透過してしまうということ。
ですのでEZ Domeへシャドウキャッチャーが搭載されたということで
期待を込めて使ってみました。

数か月ぶりのPOSERそしてレンダリングですが、結果はこのとうりです
asd_20210702173137b50.jpg
ドームをシャドウキャッチャーは透過せずにレンダリングできました。
EZ Domeは光源もサポートしているので背景に合わせたライトをセットしてくれます。

EZ Domeは2つのDomeで出来ています。
背景は高解像度の画像をインナーDomeへ表示して
アウターDomeへセットしたhdr画像をもとにDome自体が発光して環境光(IBLライト)を出しています。
太陽や室内灯はibl(イメージベースライティング)ファイルがあれば、
それをもとに画像に合わせた光源の位置でセットしてくれます。
iblファイルに光源の位置がない場合もEZ Domeで画像に合わせて位置を指定できます。
さらにIBL光(環境光)は外側のDome自体の発光で出しますのでIBLライトを使うことはありません。
補助の光源を使うにしても一灯エリアライトで補助する程度、
まあ、補助の光源はなくてもいいくらいです。
今回はコンクリートの照り返しはDomeからあるので
レフ版程度にエリアライトを10%ぐらいで一灯です。

背景画像、HDR画像、iblファイルの3つがあれば自動で背景とライトをセットしてくれますのでらくちんではあります。
iblファイルを含めた画像セットはEZ Dmoeで作る他に、
sIBLアーカイブでも手に入りますので行ってみてください

それではシャドウキャッチャーを追加してみます。
まずは、ヒストリーウィンドウでPoserのDomeを右クリックから削除します。
そしてEZ Domeをセットします。
EZ Domeの使い方はこちらを参照
EZ Dome1.7ベータでは1.6Domeへさらにシャドウキャッチャーのタブが追加されており
fds.jpg
このタブのAdd Shadowcatcherでシャドウキャッチャーを追加できます。

ドームへシャドウキャッチャーを追加すると
123.jpg
こんな感じに追加されます。
ここではデフォルトのPOSERのDomeは削除してありますので
背景はEZ Domeで作成したDomeの画像で足元のフロアのように見えるのがシャドウキャッチャーです。
背景はレンダリングされる画像は透過されていてHDR画像が表示されぼやけて見えますが
レンダリングは高解像度のが背景画像をレンダリングしますので心配はいりません。
そして、シャドウキャッチャーはDome全体へ張られるので車や建物などまで含め対応できるということですね。
最近書いた影のゆがみを作るためにはPropsを足す必要がありますが
どうでしょう?手抜き工事でレンダリングするのにはとてもいいのではないでしょうか?

今回はこれまでです
それではまた~!!


MNE





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